ナルキ 木崎さんから「福祉車両まつり」のお知らせ

ナルキ自動車の木崎さんから、今年も福祉車両祭り開催のお知らせです。

毎年、たくさんの福祉車両の展示で楽しませてもらってます。

今年のセミナーは福祉用具がテーマで、勉強にもなりそうです!

10月の勉強会とのコラボも検討中!

10月18日は、みなさん予定を空けておいてくださいね。




認知症の人が階段を上って行かないように障害を設けた事例

ただいま、ノーマライゼーション研究会では、福祉用具プランナー研修の参加者を募集中です。
詳しくは、「とちぎノーマライゼーション研究会」のHPまで


階段を登って行ってしまっての転落事故は、大きな怪我につながります。手すりを取り付けたお客様から、階段をふさぐように、折上げ式の手すりを取り付けて、階段に入れないようにしてほしい、という要望を受けることがあります。もちろん、そのような手すりを取り付けることもできますが、このケースでは、チェーンだけで十分に効果があるだろうということで、このような形にしました。


チェーンはあまり威圧的にならないよう、プラスチックのものを利用し、片方は完全固定、もう片方を取り外しにしていますが、指の巧緻性の必要なカラビナを利用して、簡単には外せないようにしてあります。


年に数回、このような要望があるので、今後同様な要望の際に、実際に見ていただけるよう、今回は了解を得て撮影させていただきました。

7月の勉強会第2部

福祉用具プランナー研修受講生募集中!締め切り間近!お早目に!



7月の勉強会については今月のブログ担当さんから報告がありましたので、細かいことは省きますが、出席のみなさんにはとても濃い内容だったのでは?と思います

時間があっという間に過ぎてしまい、片づけに必死になり、いつも集合写真を忘れます(涙)

気を取り直して、その後、勉強会第2部と称して交流会(飲み会か?)を行いました

015.JPG

面白い関西のお兄ちゃんと化した阿部さん・・・お色直ししてる

写真ピンボケしてる?実物はイケメンですよハート

写真は少ないのですが(絶対撮り忘れているよね・・・)よく飲み、よくしゃべり、楽しかったちゃん

ますます阿部さんのファンになりましたh4

017.JPG

生姜焼き定食と・・・・・

019.JPG

ネギトロ丼・・・食べかけ・・・(T_T)

また機会があったら勉強会第2部を開催したいと思います

そうそう、送迎をお手伝いしてくださったイケメンさんありがとうございました<(_ _)>

みなさま、熱中症には気を付けてくださいね!

8月は夏休みのため勉強会はお休みします

9月については決まり次第アップします


7月の勉強会「排泄と入浴」〜バスボードについて〜

ただいま、ノーマライゼーション研究会では、福祉用具プランナー研修の参加者を募集中です。
詳しくは、「とちぎノーマライゼーション研究会」のHPまで


Anzyさんからの報告もあった通り、今月の勉強会は、ポータブルトイレと入浴補助用具がテーマでした。

この機会に、バスボードについて少しコメントを残しておきたいとおもいます。


「バスボードの始まり」について、考えたことがありますか?
1980年代は、バスボードはイギリスなどからの輸入品でした。ほかの入浴用福祉用具もそうですが、始まりがヨーロッパからの輸入というものが多くあります。

ヨーロッパと日本、入浴の文化が全く違うのに、なぜ用具が輸入されて使えるのか・・・。

そもそも、本国とは違った目的で使うから、日本でも使えるわけです。

欧米の浴室には、洗い場がありません。ビジネスホテルの浴室形態です。だから、浴槽の中で身体を洗います。ホテルに泊まって、みんなはどうやってこの狭い浴槽の中で身体を洗っているのだろう、といつも感じます。足元は滑るし、きっと高齢者の中には、すべって転んで怪我をする人も多いのだろうな・・・、と。

欧米では、そんなときにバスボードやシャワーチェアが活用されます。
そう、浴槽の中で座ることが、本来の目的です。ですから、要介護というより、ADLのある程度高い人が、自立で入浴するための道具というのが、本来の姿です。

そういう前提で、日本のバスボードのカタログを見てみると、ずいぶんと重度の身体機能の人の道具として紹介されています。

たぶん、欧米ではこの写真のような介護はしないでしょうね。

私は、もっと身体機能の高い段階でバスボードを提案することが多くあります。「浴槽をまたぐのが不安」という段階、でも今はなんとかまたいでいる、そんなときに、浴槽手すりとバスボード、住宅改修の手すりを提案します。
この段階で、バスボードでの入浴方法を身につけてもらえれば、浴槽手すりよりも末永く、安全に入浴ができると思うからです。

でも、バスボードを上手に使うには、あるコツがあります。身体を回す前に、お尻の位置をボードの真ん中にずらすことです。これがマスターできると、本当に安全で使いやすい道具になります。

簡単だと思っている道具でも、実はとても奥が深くて、上手に使ってもらうためには、コツの伝授や練習が必要です。
先日も、バスリフトが壊れて買い換えようという相談の際、浴槽の中での立ち上がりのコツとともに、バスボードの試用をお勧めしたところ、バスリフトなしで入浴できることが判明!なんてケースがありました。

福祉用具の専門家として道具の知識はもちろんですが、それをうまく使うための身体の動きとか、総合的な環境作りとか、周辺の知識もとても大切と感じる、今日この頃です。

7月の勉強会「排泄と入浴」

7月17日(木)18:30〜20:30
001.JPG

本日は「アロン化成(株)」の、東京支店ライフサポートグループの阿部達也様に
来ていただき、「排泄及び浴槽介護用品等」の商品を使って勉強会を受講しました。


「アロン化成」と言えば、私の勤務する事業所では、上下水道並びに土木関連の
合成樹脂製品を長きにわたりお世話になっている老舗であります。
今回は福祉用具関係ということですので、会社の詳細はHPでご覧になっていただくことにして
話を戻しましょう。

005.JPG

まず、新製品として紹介されたのが「リトルターン」という歩行車です。
コンパクトで軽量、小回りが良いので狭い室内の廊下もすいすい歩けます。
外出の際も、ファスナー付きのバッグが備わっているのでお買い物も可能。
更にこのバッグに座れるというのがまた使い勝手が良いところでしょうか?
デザインもヨーロッパ型ということで、おしゃれでかわいいですね。
加齢とともに足腰が弱くなり外出や歩行量が減っていくと徐々に体の筋肉も
衰えてしまいます。寝たきり防止に、足に不安を感じ始めたら取り入れたいですね。



011.JPG

次に、「排泄に必須なトイレ」ということで「ポータブルトイレ」をご紹介いただきました。
ここで、阿部様から質問ですが、「人間は1日に何回ぐらいトイレにいくでしょうか?」

答えは・・・「個人差はありますが、大体5〜6回位が標準でしょう」ということです。
また、男性はすぐトイレに行きたがるのに、女性は我慢をしてしまう傾向があるというお話も聞きました。
しかし、1日に1回ないし2回位しか入らない場所が実はあるのです!

さあ、どこでしょうか・・・・・と、また阿部様から質問が。
答え・・・、そうです、「お風呂」ですね♪

お風呂と比較しても人間にとって大切な排泄に係わるトイレ。
今では誰もが知っている「ポータブルトイレ」も、アロン化成さんの技術を屈した
合成樹脂で作られている製品がやはり業界でもトップを占めているようです。

見た目として、昔は家具調の物が主流でしたが、現在では都会を中心に、樹脂製の物が多く出回っているようです。
取扱が簡単、軽い、全体を丸洗いできる、コンパクト・・・
そこに加えて、脱臭機能、暖房機能、シャワー機能のあるトイレが普通に出ています。
ですから患者さんの部屋においても匂いが気になることもなく使いたいときにすぐ使えるので、自立を望む方にとってありがたい製品です。
また、便座をソフトタイプに変えたり、身長によって便座や肘高さを調節できたりします。ポータブルトイレ、
まだまだ進化している! 今後も楽しみです。

その他、住宅改修をしなくても簡単に和式トイレを様式風にできる腰掛便器や、便座のご紹介がありました。
一部の製品貸出もあるそうですので興味のある方はご利用ください。


休憩時間には、実際に製品を触ったり、座ったり、畳んだりという体験を参加者全員でいたしました。
またいろいろと質問も出たり、熱心に話が弾んだ休憩時間でした。




次に「入浴用椅子とバスボード」の紹介。

004.JPG


円背の方、大柄な方など様々な利用者さんに合うような椅子があります。
浴室が狭くても利用できるコンパクトサイズもあります。
立ったり座ったりが上手くできない方には、座ったままでも陰部が洗える椅子もありました。
その他、身長に合わせ椅子の高さ調整、背もたれ、肘掛の有無、など。
 多種多様に取り揃えてあるので商品を選ぶときには、利用者さんの体の状況や要望をよく伺って
紹介してあげたいと思います。
また、同じ浴室で使う「浴槽手すり」ですが、浴槽や利用者さんに合わせてグリップの形や高さ調整が出来るので、要望と状況をうかがうことと、浴槽の形状を事前に確認することが大切だということを教えていただきました。
そして、事故を防ぐために商品の使用説明は絶対に忘れないこと。



「バスボード」は、通常座って浴槽に入る補助用具として使用しますが、利用者さんによっては違う使い方をするという貴重なお話(体験談)も聞いて、実際に実演してもらってびっくりしたり同感したりしました。





 まだまだ知りたい事は山のようにありましたが時間も過ぎてしまい、この続きはまたいずれ・・・ということで、阿部様には色々と掘り下げたお話を分かりやすく説明頂き伺うことができて大変勉強になりました。
若干すべった話は参加者のみぞ知るという事で(笑)、2時間の熱弁ありがとうございました!

今後も、製造業者、販売者、利用者それぞれの立場で思う所が合致してより良い介護用品が将来に渡り
生まれることを楽しみにしています。


| 1/3PAGES | >>

カレンダー

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< July 2014 >>

表示記事一覧

カテゴリー

過去の投稿

recent comment

メンバー

記事検索

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM