セキスイホームテクノさん

セキスイホームテクノさんが、モデルルームにいらっしゃいました。

DSCF1145.JPG

ご紹介いただいた製品は、システムバス。特に施設向けの製品に特長があり、浴槽の位置や移乗台や手すりのレイアウトを簡単に変更できるそうです。様々な症状の方が利用する場合、この特徴が威力を発揮すると思います。
また、身体機能の低下の進行によっては、リフト利用の可能性もありますが、後々にリフトの取り付けを考慮したつくりになっており、入居者の重度化に対応することもできるそうです。

セキスイホームテクノさんでは、大宮のショールームで「介護・自立支援設備 体験会」を企画しており、リフト付きシャワーキャリーや天井走行、支柱式など複数のタイプのリフトの体験が用意されているそうです。

DSC_0382.JPG

お近くの方は、のぞいてみてはいかがでしょうか?
大宮ショールームにお問い合わせください。
(tel 048-658-3605)

モデルルームにパネルヒータを展示しました

 バリアフリーの普及を目指す福祉プラザモデルルームに、株式会社トヨトミさんのご厚意で新しい展示が増えました。

DSCF1143.JPG

 住宅内での事故、怪我をする原因としては転倒や転落がその原因ですが、命を落とす原因で考えると、入浴中の溺死がトップとなります。さらに、住宅内での溺水事故の8割以上が65歳以上の方、高齢期にはお風呂は必ずしも安全な場所とは言えないようです。

 なぜ、浴室でそんなに事故が多いのか、その原因は「ヒートショック」、これからの寒い季節、暖かなお部屋から急に寒い浴室や脱衣室、トイレなどへ移動すると、室温の急な変化にからだがついて行かず、心筋梗塞などの原因になると言われています。

 そんな事故を防ぐためには室温の差を少なくすること、そのためには狭い部屋でもしっかりと暖めておくことが大切で、今回展示したような小型のヒーターが役に立ちます。

 今回展示を始めたタイプは、電気式で空気を汚さず設定温度で自動でスイッチの入切をするので余分な電気を喰うこともありません。部屋の低いところにたまった冷たい空気を器具の下から吸い込んで暖めて上から出すことで空気の対流を作り、効率的な暖房効果をもたらします。

 このような小型の暖房器具としては、赤外線のものや、オイルヒータなどがありますが、選ぶポイントは強い風を出さないこと。特に湯上りでは、暖かい風であっても濡れた肌には寒く感じてしまうのです。風を出さず、空気を汚さず、省エネで、安全、そんな視点で選んでくださいね。

11月の勉強会

11月の勉強会は「福祉用具利用の支援に関する総合演習」で
サービス計画書を作成するということで参加しました。
講師は勉強会の会員で福祉用具プランナーの(株)スペースケア宇都宮伊藤健太さんでした。


まずはじめに「福祉用具個別援助計画」ということで
なぜ計画書が必要か、計画書作成の意義、メリット等を
パワーポイントを使用しながらの説明を聞きまして
事例から福祉用具サービス計画書を作成する作業に
入りました。                 
  

 私は専門相談員の資格は取ったものの今まで全くこの作業に関わることがなかった為
すっかり頭から抜けていて、何からやっていいのかすらわからず、隣の方に聞いて教えて
もらいながら、ひとつずつ書き出していくことになりました。
 事例のあらまし、関係者のコメント、ケアマネージャーの意見とケアプラン、
モニタリング内容を解読して、居宅サービス計画書及び福祉用具サービス計画書を
埋めていく作業は思った以上に大変でした。
書き終わった後、作成した内容を発表しあいました。

そして、選んだ用具の理由を話し合いました。
用具を選ぶ理由はいろいろあります。借りられるもの、買わなければならないもの。
改修が必要なもの、そうでないもの・・・・。手すり一つでもそれぞれに機能が違います。
取り付ける場所によっても用具は変わります。
単純に「とりあえず車いすが欲しい」といわれても、車いすの単価、利用者さんの体型
体調、介助者、どこでどのように使うのか、生活状況に合うもの、等でなければ使えません。
たかが車いす、されど車いすなのですよね。

利用者さんの現在の健康状態、運動能力、そして今後の利用者さんと
家族のそれぞれの要望、療法士、ケアマネージャーさん方の意見と
ケアプラン、モニタリング内容を検討して居宅サービス計画に基づき
福祉用具を選定してあげて、少しでもその利用者さんやご家族の希望に添えられ
自立につながったり生活に希望を見出してくれたら、本当に素晴らしい
事だなと改めて実感しました。
このサービス計画書があることによって、この利用者さんに関わる
全ての人が利用状況を把握できていれば、例え利用途中で利用者さんの病状や環境が
変わっても必要な時に必要な福祉用具を提供できる、素晴らしいファイリングだと
改めて感心した次第です。

最近は改築工事が増え、高齢者が介護保険を利用して家の改修をする工事が
増えてきているので、弊社にもいずれそういうお客様が現れた時、自分も伊藤健太さんはじめ
実際に福祉の仕事に従事されているこの勉強会の皆さんのようにアドバイスができるのか
相当不安ではありますが、わからなかったら誰かに相談させてもらって、このサービス計画書を
作成したいと思います。
改めて、専門相談員として膨大な福祉用具を覚えてより良い物を提供できるスキルを
持つ伊藤健太さん、会の皆さんに脱帽です(反省しきり)。

 今回、この勉強会に参加し、こうして感想を書きながら感じたことは、「福祉は片手間でできる仕事ではない」ということでしょうか。福祉用具を選定するにあたり、医療関連のこと(病名、病状など)もある程度は把握していないと話になりません。また、赤の他人様のプライベートな領域に立ち入るわけですから、当然そのご家庭の事情にも関わってきます。
金銭だけで済むことばかりでもなく多くの感情も関わってきます。その中で、自分が利用者さんにしてあげられることはホンの一部の事でしかありませんが、誠心誠意をもって関わることを忘れないこと、サービスの基本を忘れないこと、困ったときはメーカーの担当者、先輩に聞くこと、プライバシーにかかわる慎重さ、そして何より、利用者さんが使って良かったよと言ってくれるようなサービスを提供できる相談員になることを忘れないように、これからも会の皆さんから一つ一つ教えていただきたいと思いました。
たったの2時間では足りないのでまた時間を作って繰り返し勉強させていただきたいです。

| 1/1PAGES |

カレンダー

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< December 2015 >>

表示記事一覧

カテゴリー

過去の投稿

recent comment

メンバー

記事検索

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM