2月の勉強会

今回のテーマは「成年後見制度」
社会福祉士の檜山光治先生をお迎えして
お話をうかがいました。



初めに…先生が準備してくださった資料には、
〜豊かな生活を支えるために〜 と書かれていました。


 
成年後見制度は、判断能力の不十分な方々への不動産・財産の管理や
自分に不利益な契約であっても、判断能力が不十分なことから
被害にあってしまうような方々を保護し支援する制度。
これらは制度を利用することで、確かに豊かな生活になるには違いないとは思うが…
でもやっぱり、豊かな生活ってなんだろう?
そんなことを考えながらお話が進んでいきました。



先生からはいくつかの事例についても説明がありました。
制度に従い後見人の業務としてやらなければならないことの数々。
そこに身上監護という難しい言葉が。
監督するの?保護するの?…財産を管理することとは少し違うのではないのか。
身上監護とは病気の治療や入院契約、施設入退所契約、介護生活維持に
関する契約、そして費用支払いなどだそうです。
これって、本人の意思がちゃんと伝わってこそ進むことではないか?
机上のことではできない支援、ここで助けてもらいたいのはお金じゃなくて生き方?

そんな時に先生から「支えられる人を支える人にまわすような情報提供をする」というお話が。
支援していく経過の中で、支えられていた人が支える人になっていったこと、
確かにありました!そういえばあの人も、あの人も。
そしてもう一つ。信頼関係ができると人は変わるというお話。
そうやって出会いによって豊かな生活が生まれるんだと、表紙の意味がここでやっとわかりました。

参加者からもいろいろな質問が出ていました。なんでもそうかと思いますが
その立場にならなければわからないことがたくさんあります。
ですから入り口を知ることが大切。そして学んだ支援の一つの方向。

檜山先生、ありがとうございました。






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