4月の勉強会

今回のテーマは「相手の思いを聴く面接技法を学ぼう」
在宅ケアいちごの会の西村一志さんからお話をうかがいました。

私たちは相談などの場面で話を聞くときに
どうしても自分の知識や思いを伝えたくなってしまいます。
それは、早く便利に楽にしてあげたいという思いからなのですが、
場合によっては、助言を受けた相手の方が頑張ってしまうことが、後にストレスとなり
燃え尽きてしまうようなことにもなりかねないそうです。

話を聞くときに「自分の思いを置いておく」
そうすることで、自己決定が促され、相手の気づきやひらめきが生まれ、行動になり、
そして良好な結果を生み、安心に繋がっていく。

後半はグループになり、ロールプレイ。
それぞれが立場を変えて、受け止める練習・自己決定を尊重する練習を行いました。
うなづきや繰り返し・言い換えなど...早速学んだ方法を取り入れようとするけれど
これがなかなか難しくて。
でも、ただ一つ言えることは「声のトーンや表情は相手に与える影響が大きい」ということ。
練習なのに気持ちが暗くなってしまうくらいです。





私たちは多くの場面で相手の思いを聴いています。
本当は聴いてるつもりだった…といったほうが正しいかもしれません。
置いておかなければならない自分の思いの行方は
繰り返し練習をしたり、経験したりして探していくのでしょう。
話を聴くということはやはり時間が必要で、忙しさを理由にしてしまったら
相手の真実の思いにたどり着けないままになってしまう。
それは、仕事ばかりでなくプライベートな場面でも同じなのだと思います。

最後に面接の技術が使われている、小説の一場面を紹介していただきました。
これから物語を読むときに、ちょっと視点が変わるかもしれません。

西村さん、ありがとうございました。
ぜひともまた、続きを聞かせてください。



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